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第5章 専務と彩香の其々の思い

「忙しい中集まってもらったのは

ちょっと見てほしい物が有るんだ！」

彩香のノートを抜粋して

コピーをとり、まとめたものを

みんなに配った。

みんな、真剣に見ていた！

口々に称賛の声が上がった。

最後に、今変更しているレイアウトも

コピーしてつけた。

「最後のレイアウトは、

ショールームに展示されている

商品のようですけど、

レイアウトが違いますね？」

「今まさに、そのレイアウトに

変更させている！」

「後で見に行こう。」

「こっちのレイアウトの方が

商品が引き立つ！」

「今のレイアウト、

良くないって思ってたんですよ！

これは楽しみですね。」

等々、口々に称賛した。

専務は、みんなの反応を見て、

間違いなく

彩香は、成功すると確信した。