この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
if…─もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
第1章 もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…





そこにはいつもけして崩れることのない余裕も冷静さもどこにもなくて、代わりにそこにあったのは驚きと焦り、そして…


「でも…っ、入れ…なッ…くて…」


どこかやるせない、とても悲しくて切なそうな表情で…。


そして今も…

アタシの涙に詰まられた途切れ途切れの声に、ハッとして静かに手を止めた先生もまた同じ顔。


「…悪い」


少し長め前髪の影に、伏せた長い睫毛の影を重ねて…


「……そうだよな…。すまない…」


そう静かに呟いた先生の切なそうな声が耳に届く。

それからいつになく優しい指先が涙を拭うように頬に触れて、まるで壊れ物を包むかのようにそっと抱きしめられる…。


「もっと早く気付いてやれなくて…ごめんな」


…引き寄せられた温かい胸元から先生の鼓動が聞こえる。

アタシは心地良いそれを耳にしながら静かに瞳を閉じた。










──fin…



.:*:.。o○o。.:*:.。oOo*.







/73ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ