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if…─もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
第1章 もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
「やめてよね、ああいうの。…し、心臓に悪いから」
口を尖らせながらもアタシの心臓はそんなキミにドキドキが止まらないでいる。
─にも関わらず…
「じゃ、いつならいいわけ」
「…っえ!?」
「いつならお前のその心臓止めていいかって聞いてんだよ…」
へ…
え…
「…………」
あ…
そして言ってるそばから
まさに今、再び心停止…。
その原因は…
今一度、髪をわしゃわしゃと撫でた手でアタシを引き寄せたキミの
少しだけ見せてくれた笑顔と
─悪戯なキス…。
──fin…
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