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第49章 家畜生活、最終……

お風呂からあがると、タオルで


拭いてくれて、



こんなに優しくされたことないぐらい、


優しくて……



ドライヤーで髪乾かしてもらって




着替えてくるように言われた。


戻ってくると、



テーブルの上には10年前に書いた



家畜奴隷契約書と離婚届けがあった





『これ、破ってくれる？』



『いいの？』


『いいよ。』


簡単に破けるんだな……私には



凄く重かった紙切れ。



『これからは、子供達を大事にして、




家族を守って。俺は何でも協力するし、



出来ないことは、頑張らなくて



いいから。頑張って壊れるのは　


辞めてくれ。何でも話して。



約束できる？』



『うん』



久しぶりに長いキスされた……