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家畜奴隷にしてください
第16章 幸せについて               
『連れてきたぞ…』

『ありがとうございます…』

『今日はちゃんと話ししたいから服着ろ。

あきら、ちょっと出かけてくる。』

『お待たせしました…』


個室の、居酒屋みたいなところに

連れて行かれました。

『あの…これ受け取って下さい…』

『どうゆうことだ?』


離婚届けと家畜奴隷契約書…

私はどちらもサインした。

『私はご主人様から逃げて新しい人生


歩んだとしても、私の身体は満足できません。

浮気して捨てられるだけです。私は家畜でも


かまいません。でも、ご主人様を縛る資格も

ないんじゃないかと思いました。

だから、両方にサインしました。

離婚届けはすぐ出してくれても、私が


必要なくなった時でも、ご主人様が

結婚したくなった時でも、好きな時に

出して下さい。』

『それで、いいんだな?』


『よろしくお願いいたします…』

『相変わらず馬鹿だな…せっかく

逃がしてやるって言ってるのに。』


『そうですね…』

『今日は好きなもの食べろ。この先、

二人で食事くることはないかもしれない

からな』


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