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第30章 別れと変化

あれから2週間が過ぎた


『買い物行くぞ』


私の服は全部捨てられたのかと思っていた。


『着ろ』


優子様は仕事みたいだ。


ご主人様と二人で外に出るのは、


1年ぶりかもしれない。




『ほら、何やってる？乗れ』


車の前で、私はもう何処へ乗ったら

いいのかわからなかった。


助手席の訳ないし、トランクとか…


一人で考えてたら、

ご主人様が助手席を開けた。

『帰ったら、説明するから、まず乗れ。』

無言のまま…


何故か、服を選ばされ、靴や鞄。


私には全く意味がわからなくなった。


しかも美容室に連れて行かれた。



家に戻り、


服を脱いで、そこに座って待ってるように


言われた。　


『まず、優子も出て行った。これから、また

二人の生活になる。あきらも会社辞めたし、

人手が足りない。明日から、仕事を手伝わせる。　　

服を着ても家畜である事は忘れるな』

『はい…』

『これ、優子から預かった』