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第12章 おもちゃの時間

「顎、痛くなかったか？」

そう聞く誠に

「た、確かに痛かったけど…」

と、萌は言う。

「一生懸命な萌が嬉しかったよ…」

そう言いながら、また、コンドームを付け、ストンと誠は寝転がる。

「俺の上に跨って？」

そう言われ誠のペニスに沿う様に萌はペニスを膣口に入れていった。

ズプリと、根元までペニスが入る。

誠はそのまま上半身を起こし、萌を抱き締めた。


「あーもー…なんかこのままでも良いなぁ…」

と、誠は呟く。

萌も

「私も…」

と言いつつ、誠の腰が動き始めた。

いつもの前後運動ではなく、回転するような動き。

肉が抉られていくような感じがして萌は

「あぁぁんっ」

と悶える。

誠はそんな萌にキスをしつつも、腰を支え続けている。

「はぁんあぁぁん」

萌は眉を顰めながら、快感をこらえる。

「萌、ちょっと、体反らしてみて？」

そう言われ、ベッドに両手をつき、反らしてみる。

誠に萌の気持ちいいところを目掛けて擦られ

「ひゃっああんあうっ」

ビクンッと体が痙攣する。

更に誠の動きが早くなってきた。

「あぁあんはぁんんあっああんああっ」

チロチロと乳首を刺激しつつ快感が押し寄せてくる。

「ああっああああああ！！」

ビクンッ！と痙攣し、誠の動きも止まった。