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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第13章 不穏
いつもの時間より遅く登校して来た萌と誠が学校の門を手を繋ぎ歩いていた時、
「おはよー!萌!誠くん!」
夏子が駆け寄って来た。
「どうだった遊園地ー?」
「うん!楽しかったぁ〜」
と、にこやかに萌は言う。
誠達の仲間や夏子も本当は連れて行きたかったが、先輩後輩の間柄もあり、接点が、「萌の護衛」と言うだけで、全く無かったため、泣く泣く今回は誘うのを諦めたのだ。
誠が胸を張り、
「俺、キューピッドになったんだぜ!」
と言う言葉に
目を細める萌。
その表情を見てビクビクする誠を見た夏子は
「なになにどうしたの?」
と、聞いて来た時、隆と美咲が手を繋ぎ門を歩いて来た。
「隆先輩、美咲さんおはようございまーす!」
と言う誠に隆は
「なんで美咲にはさん付けなんだ?」
と、突っ込みが入る。
誠は固まり
「わわっ!すみません!!」
と言って謝る姿を
(丸山先輩って、結構やき持ち焼きなんだぁ)
と、萌はくすくす笑って見ていた。
夏子は手を繋ぐ二人を見て、ピンと来たらしく、コソッと
「誠くんやるね」
と、耳打ちをする。
「私にはこっぴどく怒られたけどね〜」
と、笑いながら言う萌に
「何あったのさ?」
と、聞く夏子。
(こ、これは答えづらい!)
そう思っていたら、
「私も、取り持ってほしいかな…」
夏子はぽつんと零した。
「えっ?誰と?」
と、萌が夏子に聞いたちょうどその時、
「っはよーす!」
と、誠の友達である望月紘がやってきた。
「おはよー!萌!誠くん!」
夏子が駆け寄って来た。
「どうだった遊園地ー?」
「うん!楽しかったぁ〜」
と、にこやかに萌は言う。
誠達の仲間や夏子も本当は連れて行きたかったが、先輩後輩の間柄もあり、接点が、「萌の護衛」と言うだけで、全く無かったため、泣く泣く今回は誘うのを諦めたのだ。
誠が胸を張り、
「俺、キューピッドになったんだぜ!」
と言う言葉に
目を細める萌。
その表情を見てビクビクする誠を見た夏子は
「なになにどうしたの?」
と、聞いて来た時、隆と美咲が手を繋ぎ門を歩いて来た。
「隆先輩、美咲さんおはようございまーす!」
と言う誠に隆は
「なんで美咲にはさん付けなんだ?」
と、突っ込みが入る。
誠は固まり
「わわっ!すみません!!」
と言って謝る姿を
(丸山先輩って、結構やき持ち焼きなんだぁ)
と、萌はくすくす笑って見ていた。
夏子は手を繋ぐ二人を見て、ピンと来たらしく、コソッと
「誠くんやるね」
と、耳打ちをする。
「私にはこっぴどく怒られたけどね〜」
と、笑いながら言う萌に
「何あったのさ?」
と、聞く夏子。
(こ、これは答えづらい!)
そう思っていたら、
「私も、取り持ってほしいかな…」
夏子はぽつんと零した。
「えっ?誰と?」
と、萌が夏子に聞いたちょうどその時、
「っはよーす!」
と、誠の友達である望月紘がやってきた。