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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第26章 刺激的な五日間
誠が風呂に入っている時に、萌はドキドキと胸が高鳴りながら、DVDをセットする。

DVDのカバーは「死霊2」と書かれてあり、誠がスプラッタやホラー系が嫌いだと言うことを知りつつも、たまぁに一緒に見ようと言う時があった。

支払いは萌が誠と一緒に出しているので、これを借りたと言う事を誠は知らない。

と言うもの、誠の反応が楽しいのだ。

萌は、怖いんだけど、見たがり。

盛大に怖がってくれる誠と一緒に観ると、何故か怖さが和らぐ。

けど、今日は昨日の晩の事を思い出し、

(昨日の今日で、一度あることは二度あるってことなんかないよね?)

などと思いつつ、序盤を見ることにした。

まだまだ、通常で、どこか雰囲気を持つ序盤で、ガタンと言う音が聞こえ、ドライヤーで髪の毛を乾かす音がする。

昨日なんかは、それにプラスして、台所で、むせ返る音が聞こえて来たものだから、

(緊張してるんだろうなぁ…)

と、内心ニヤニヤしながら、DVDを観ていた所、あの襲撃。

久々に痴漢モード炸裂した誠に、ドキドキしてしまった為、今日誠はどう言う反応を起こすのかを面白がって…ホラーを見ているドキドキと違うドキドキをしながら、萌は待つことにした。

(さすがに可哀想だから、今日は俺先に寝るって言われたら、そのまま寝かせるけどね…)

と、思っていたら、誠が入って来た。

少し気を取り直して、

「おかえり〜」

と言ってると、

「死霊?」

と返ってきた。

(バ、バレてるっっ!!)

と、思っていたら、

「もーう。まーたやって欲しいの?萌ちゃん…」

と、後ろから抱きしめながら、ルームウェアの下から手を忍ばせ、胸をもみもみ…と刺激してくる。

(い、一度あることは二度ないと思いきや!!)

と思っていたら

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