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生徒会長の秘密
第1章 生徒会長
翼は男子生徒に頭を下げてから生徒会室へと向かった。
朝から顧問の白鳥鋼弥(シラトリコウヤ)先生に呼ばれ、眠く怠い身体を引き摺り生徒会室へと足を運ぶ。
「失礼します。」
生徒会室へ着くとノックを2回してドアノブを捻って中へと入っていった。
室内にはすでに鋼弥がソファーに足を組んで座って、難しい顔をして資料を見ていた。
「あぁ…来ましたか。」
目線を翼に一瞬向けるもすぐに資料と向き合ってしまった。
翼は向かいのソファーに腰掛け、鋼弥の言葉を待った。