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生徒会長の秘密
第1章 生徒会長
鋼弥は掛けていた眼鏡を外し資料を机に置いた。
眼鏡を外しながら、自分の座っている隣をぽんぽんと叩いた。


「白鳥先生、まだ学校です。」
「良いじゃないですか。翼さん。」


鋼弥はおいでと言って翼へと手を差し伸べた。
翼は差し伸ばされた手を無視する事は出来ずにそっとその手を取った。

ぎゅっと握られると鋼弥の胸へダイブしていた。
ふわりと優しく抱き締められ心と体がじんわりと暖かくなっていった。

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