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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第36章 プロ1

さらには、理科の先生?みたいな薄っぺらい白衣。

しかも前あきのボタンは全開で、その下はくすんだ赤のブリーフ…

『パンイチで出迎えるな…』(『』は心の声)

ポコッと出たお腹に性欲が失せた。

L字型に曲がった通路のとどのつまりの部屋だけど、

「早く入って…」

『じゃあ、そんな格好晒すな…』

とりあえず入ってしまった。

施術室なる部屋に案内されるが、整体の診療台にシーツを掛けただけのもの、
その脇にちゃぶ台テーブル。そこで正座して問診を受ける。

「では、肌に直にバスローブを着て、うつ伏せになってお待ちください。」

………指だけだからいっか…

気乗りしないまま言われた姿勢で待つ。

アーユルベーダの指技…

それだけを期待して…

カチャ…

来た…

うつ伏せだからジジイの顔見えないし、

最初はバスローブの上からマッサージ。

「○○さん(偽名)、ずいぶん肩が凝ってますね。
でも、内面からトロトロに溶けて解していきますよ。」

『エロじじぃ…』

肩から腰、爪先から太ももまでをマッサージされる。
エッチなタッチはして来なかった。

「ではパウダーをかけていきますね。」


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