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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第42章 タッチ

それでいて、最近芸能界を引退した成○○貴を優しくしたようなマスクですから、たまったもんじゃありません。

それ目当てに通っていると言っても過言じゃない程です。

一度タッチのセンスに気づいてしまってからは、身体がそういうものとして敏感にアンテナを張り巡らして迎え入れます。

支えるために触れる胸板や太ももを、私のふくらはぎや爪先など全身が感じ取ろうと働きます。

痛みを和らげて、尚且つ、気持ちいい。
グリコのような整体にほぼ毎日通っては、目当てのスタッフに当たることを願っている私です。

施術の間、アンテナを張り巡らした身体がキャッチした刺激を、『もし、先生とエッチしたらどうなんだろう…』と脳内変換して日々楽しく通っています。

そして、目を瞑っては妄想し、こっそり目を開けては先生の表情を盗み見るエロい患者の私です。


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