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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第16章 生いちご
彼は絶対にゴムを着ける。必ず、きっちりと…
少し挿れて、途中から着けることもない。
昔、痛い目にあったことがあるのか、元からなのか、わからない。
どんなにねだっても、絶対に許されなかった。
あまりにねだったからか、生理の終わりかけなら、としたことがある。
そんな日に会えるチャンスがあるとも限らず、体調的にも違いがわかる状態ではないのですが…
それでも胎内に彼の分身を受け止めることは許されなかった。
個人的に思うことは、
避妊など意識することなく、思い切りナカにシテもらえたら、お互いにもっと気持ちいいんじゃないか?
ってこと…
彼も本当は着けないでスルほうがいいようで、
ちょうどいい頃合いに、会う時間が作れて、私の体調がいいことを、期待していたようにも思います。