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あんなこんなエロ短編集
第12章 カノジョのカレ

「きゃあ」
「な、何?どうした」
素のままの姿で寄り添っている。
携帯を開くと、沙梨からのメッセージが10件入ってい
た……………
「それ、返信したほうがいいよ。
心配してるって」
走って出て来たままだ。
まり、どこ行ったー?
帰るよー?
どこにいんの?
これ見たら連絡ちょ
まじどこにいんの?
だだだ大丈夫だよね?
…………沙梨の心配が見えるようだ………
慌ててメッセージを送る。
直ぐ返信があった。
よかった~、いなくなったから どうしたのかと思ったよ!
家なんだね?
まりえは考えた。
そして………
謝ってから、葉と会っていることを告げる。
まじか!
早く言えよ(笑)
お似合いじゃん、
明日じっくり話してよ?
じっくり…………
「じっくり話してよ?」
「何で葉が言うのよう」
「そっち共学だろうが」
「?何の関係があるのよ」
「…………………………
お前本っ当疎いな。こういう事に関しては」
「はあ?………あっ。
そういうこと……………?
ヤキモチみたいな?
話すことで他の男子牽制できるみたいな?
ね、そうなんでしょ!」
顔が綻んでしまう。
「………まりえ………
キャラ変わってるよ」
「いいのよ!!」
「いいの?
んじゃ、もう1回」
葉に抱きしめられ、わたしはまたベッドに倒れ込ん
だ………………
30分後、絶え絶えの息の中で……
葉が「好きだ」と言った。
〈終わり〉
「な、何?どうした」
素のままの姿で寄り添っている。
携帯を開くと、沙梨からのメッセージが10件入ってい
た……………
「それ、返信したほうがいいよ。
心配してるって」
走って出て来たままだ。
まり、どこ行ったー?
帰るよー?
どこにいんの?
これ見たら連絡ちょ
まじどこにいんの?
だだだ大丈夫だよね?
…………沙梨の心配が見えるようだ………
慌ててメッセージを送る。
直ぐ返信があった。
よかった~、いなくなったから どうしたのかと思ったよ!
家なんだね?
まりえは考えた。
そして………
謝ってから、葉と会っていることを告げる。
まじか!
早く言えよ(笑)
お似合いじゃん、
明日じっくり話してよ?
じっくり…………
「じっくり話してよ?」
「何で葉が言うのよう」
「そっち共学だろうが」
「?何の関係があるのよ」
「…………………………
お前本っ当疎いな。こういう事に関しては」
「はあ?………あっ。
そういうこと……………?
ヤキモチみたいな?
話すことで他の男子牽制できるみたいな?
ね、そうなんでしょ!」
顔が綻んでしまう。
「………まりえ………
キャラ変わってるよ」
「いいのよ!!」
「いいの?
んじゃ、もう1回」
葉に抱きしめられ、わたしはまたベッドに倒れ込ん
だ………………
30分後、絶え絶えの息の中で……
葉が「好きだ」と言った。
〈終わり〉

