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王子様は、きらきら星の住人
第1章 壊れたきらきら星
お姫様のピンチにタイミングよく現れたヒーローの如く、彼は颯爽とした足取りでホール中央の階段を降りてくる。
彼が現れたと同時に射し込んだのは、外界の光だったのだろう。
真由の目には、彼が今も黄金色の光を纏っているかのように見える。
ライトを浴びているわけではないのに、不思議な明かりを彼自身が放っているのだろうか。
白いタキシードに青い蝶ネクタイの彼は、真由の好きな童話の王子さまにそっくりだった。
会場にいる者たちは、皆、魅せられたように彼の一挙一動を見守っている。
真由は思わず椅子から立ち上がり、ステージ下手側の階段をかけ降りた。
「真由ちゃん!」
「とーた君……!」
小さなふたりは、どちらからともなく両腕を差し出し、抱き合った。
彼が現れたと同時に射し込んだのは、外界の光だったのだろう。
真由の目には、彼が今も黄金色の光を纏っているかのように見える。
ライトを浴びているわけではないのに、不思議な明かりを彼自身が放っているのだろうか。
白いタキシードに青い蝶ネクタイの彼は、真由の好きな童話の王子さまにそっくりだった。
会場にいる者たちは、皆、魅せられたように彼の一挙一動を見守っている。
真由は思わず椅子から立ち上がり、ステージ下手側の階段をかけ降りた。
「真由ちゃん!」
「とーた君……!」
小さなふたりは、どちらからともなく両腕を差し出し、抱き合った。

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