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王子様は、きらきら星の住人
第1章 壊れたきらきら星
こんな母の怒鳴り声は初めて聞く。
いつもの母のお小言は、ご飯を食べたらお皿を自分で下げなさい、とか、スカートをはいている時には足を閉じていなさい、だとかーー
頬を膨らませながら叱る母の顔を、今まで一度でも恐いと感じたことはなかった。
ーーなのに、今のお母さんはーー
真由は頭から氷水を浴びせられたかのように身体を縮こまらせ、驚きに叫びそうになった。
だけど、干上がった砂場のようにカラカラな喉は、掠れ声さえも発しない。