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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第39章 達也の満ち溢れた野心
弟の存在は知っていたが、まさか自分が大学に入る時、入れ違いで亮輔が父親と一緒に過ごすなんて思ってもみなかった。
弟は母親の下で暮らしているという事しか知らなかったからである。
その時、達也は全財産を貰う代わりに、亮輔があのマンションに住むという条件を飲んだが、いざとなればあのマンションに住み、亮輔を追い出し、売っ払ってしまおうと計画していたが、亮輔は既に母親に頼み、マンションを売りに出していた。
それを知らずに達也はマンションに戻ろうとしたが、既に買い手が見つかり、他の住民が部屋に住んでいた。
(あのヤロー、何勝手な真似してんだ、ふざけやがって!)
頼みの綱が無くなり、もうどうにでもなれ、とばかりに僅かな金を握りしめ、鴨志田を指名した。
その帰りに亮輔とバッタリ会い、その後は亮輔と共に、ソープの近くにあるコーヒーショップに入り、亮輔に当面の食費代として一万か二万ぐらい借りるつもりでいた。
だが、カウンターで会計をしている時の亮輔の財布をチラッと見た時に、かなりの札が入ってるのを見逃さなかった。
弟は母親の下で暮らしているという事しか知らなかったからである。
その時、達也は全財産を貰う代わりに、亮輔があのマンションに住むという条件を飲んだが、いざとなればあのマンションに住み、亮輔を追い出し、売っ払ってしまおうと計画していたが、亮輔は既に母親に頼み、マンションを売りに出していた。
それを知らずに達也はマンションに戻ろうとしたが、既に買い手が見つかり、他の住民が部屋に住んでいた。
(あのヤロー、何勝手な真似してんだ、ふざけやがって!)
頼みの綱が無くなり、もうどうにでもなれ、とばかりに僅かな金を握りしめ、鴨志田を指名した。
その帰りに亮輔とバッタリ会い、その後は亮輔と共に、ソープの近くにあるコーヒーショップに入り、亮輔に当面の食費代として一万か二万ぐらい借りるつもりでいた。
だが、カウンターで会計をしている時の亮輔の財布をチラッと見た時に、かなりの札が入ってるのを見逃さなかった。