この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第7章 性的倒錯
父親や兄に会いたい。

今はどこで何をしているんだろうか?

いくら母親に聞いても、知らないの一点張りだ。
そのくせ夜になればオレの下半身をまさぐり、腟内に射れて獣のように快楽をむさぼる。
これが母親のする事なのだろうか。

オレは父親とは血の繋がらない人間だ。

ならば何故、母親はオレを生んだのか。

兄とは3つ違いで当時はまだ3才だ。
子育ても大変な時期に何故父親以外の男と関係を持ったのだろうか。

父親はそれを知って、離婚を切り出したのか。

全てオレの憶測だろうが、あながち間違ってはいない。

そしてもうこの世にはいないパトロンとはどんな人物なのか。
そのパトロンがオレの父親。

これも憶測だが、当てはまる部分はいくつかある。

パトロンは左利きだという事。そしてオレも左利きだ。

何故パトロンが左利きだというのが解ったのかというと、ゴルフのスイングが左打ちだったという事だ。

それは母親の部屋のタンスから出てきた数枚の写真を見たからだ。

肩を組んでニッコリと笑っている母親とパトロン。そしてスイングしているパトロン。パトロンは左でスイングしていた。

ゴルフは左利きの人でも右でスイングする事があるが、この左でのスイングは間違いなく左利きだという証拠だ。

他にも一緒にカートに乗っている写真や、ラウンジで肩を並べている写真もあった。

パトロンは見た感じ、50代後半から60代前半といったところか。

この男がオレのホントの父親かどうかは解らない。
だが、この仲睦まじく写っている写真を見ると、とても普通の関係には思えない。

それに、パトロンが病でこの世を去った時、身寄りのないパトロンは母親に遺産を相続した。
ただならぬ関係だという証拠だ。

/764ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ