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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第8章 殺意を抱いた日
むしろそうなってくれればオレは母親から逃れられる。
オレはダッシュで逃げる事はせず、ただ普通に何事もなかったかのように歩いていった。
しばらくすると左手が痛みだした。
デブの顔面を何度も殴ったせいか、自分の手を痛めてしまった。
もしかしたら骨イッちゃってるかも。
とりあえず家に帰り、左拳に湿布をしてバンテージのように包帯をグルグル巻きにした。
つまんねぇ、早く卒業式にならねえか。
もう母親の性欲処理はうんざりだ。
ふと思った。さっきのやつらみたいに母親をボコボコにしてやろうかと。
そう考えてきたら、母親に殺意を抱き始めた。
出きればこの手で母親を殺してやりたい。
…でもそんなことは出来るワケがない。
母親から逃げる為に今までの金を貯めたんだ。
その母親を殺して少年院で何年も過ごすなんてバカバカしい。
それに父親と兄の居場所を聞き出すまでは手をかけることは出来ない。
卒業まで後僅か。もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせた。
オレはダッシュで逃げる事はせず、ただ普通に何事もなかったかのように歩いていった。
しばらくすると左手が痛みだした。
デブの顔面を何度も殴ったせいか、自分の手を痛めてしまった。
もしかしたら骨イッちゃってるかも。
とりあえず家に帰り、左拳に湿布をしてバンテージのように包帯をグルグル巻きにした。
つまんねぇ、早く卒業式にならねえか。
もう母親の性欲処理はうんざりだ。
ふと思った。さっきのやつらみたいに母親をボコボコにしてやろうかと。
そう考えてきたら、母親に殺意を抱き始めた。
出きればこの手で母親を殺してやりたい。
…でもそんなことは出来るワケがない。
母親から逃げる為に今までの金を貯めたんだ。
その母親を殺して少年院で何年も過ごすなんてバカバカしい。
それに父親と兄の居場所を聞き出すまでは手をかけることは出来ない。
卒業まで後僅か。もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせた。