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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第51章 マンションから追い出す

「あ、アニキ、ホントにオフクロは行方不明なの?」
「…そうだ。多分、会社が傾きはじめ、色々と金策に回ったみたいだが、全て断られて失望して行方をくらましたんじゃないかと思う。あの会社も他の企業に買収され、オレたちは何もかもを失った。
亮輔、オレは大学を辞めてその買収する企業の一員として再スタートする。
…亮輔、ホントにすまない。
お前はまだ15才だというのに…本来なら高校に通って皆と遊んで楽しい学園生活を送っていたはずなのに。ホントに申し訳ない!」
達也は亮輔に土下座をして謝った。
母親の側で経営のなんたるかを学びながら、会社が倒産寸前だった事さえ気づかなかった自分のせいだ、と。
「で、このマンションはいつ売られるの?」
「…そうだ。多分、会社が傾きはじめ、色々と金策に回ったみたいだが、全て断られて失望して行方をくらましたんじゃないかと思う。あの会社も他の企業に買収され、オレたちは何もかもを失った。
亮輔、オレは大学を辞めてその買収する企業の一員として再スタートする。
…亮輔、ホントにすまない。
お前はまだ15才だというのに…本来なら高校に通って皆と遊んで楽しい学園生活を送っていたはずなのに。ホントに申し訳ない!」
達也は亮輔に土下座をして謝った。
母親の側で経営のなんたるかを学びながら、会社が倒産寸前だった事さえ気づかなかった自分のせいだ、と。
「で、このマンションはいつ売られるの?」

