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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第58章 五千万で掌握

1週間後、吉村は達也の会社を訪れた。
アタッシュケースの中には現金で2億が入っていた。
本来なら、口座に振り込むべきだろうが、使途不明金としてバレてしまうので、敢えてキャッシュで渡した。
鴨志田も同席し、示談に応じ、この件はこれで終わりにします、というサインをした。
ホッとした表情を浮かべ、吉村は立ち去った。
「ねえ、2億ならアタシにも少し多めにしてよ。それぐらいいいでしょ?」
現金が山積みになっているのを目の前に鴨志田は浮かれながら報酬の増額を要求した。
「バカ言うな、この金であのインチキ弁護士に払って、沢渡にもいくらか渡さなきゃならない。で、アンタに3千万だ。
あっという間に2億なんてぶっ飛ぶんだ。
それより、この余った金でもっとこの会社を大きくしてやる。
そん時はアンタも億単位の金が転がってくる。
ま、楽しみにしててくれよ」
達也は約束通り、3千万を鴨志田に渡した。
アタッシュケースの中には現金で2億が入っていた。
本来なら、口座に振り込むべきだろうが、使途不明金としてバレてしまうので、敢えてキャッシュで渡した。
鴨志田も同席し、示談に応じ、この件はこれで終わりにします、というサインをした。
ホッとした表情を浮かべ、吉村は立ち去った。
「ねえ、2億ならアタシにも少し多めにしてよ。それぐらいいいでしょ?」
現金が山積みになっているのを目の前に鴨志田は浮かれながら報酬の増額を要求した。
「バカ言うな、この金であのインチキ弁護士に払って、沢渡にもいくらか渡さなきゃならない。で、アンタに3千万だ。
あっという間に2億なんてぶっ飛ぶんだ。
それより、この余った金でもっとこの会社を大きくしてやる。
そん時はアンタも億単位の金が転がってくる。
ま、楽しみにしててくれよ」
達也は約束通り、3千万を鴨志田に渡した。

