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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第66章 真相

警察に事情聴取され、責任者として、取り調べを受けている鴨志田を釈放し、赤字になった店の負債を鴨志田が全て背負うという裏工作をした契約書を盾に、達也は鴨志田を追い込んだ。
だが、それだけではなく、鴨志田は母親を異国の地へ売り飛ばした時に関わっているため、この事を警察に話すだろうと見越して、鴨志田が運転する車に細工をした。
それは鴨志田が運転席に乗り、ドアを閉めるとロックがかかり、中から絶対に開けられないという仕組みに改造させ、鴨志田が車に乗り込む寸前を見計らって、後部座席に練炭とコンロを置き、それに気づかなかった鴨志田は車に乗り込み、気づいた時には車内に不完全燃焼した練炭により、末梢神経がやられ、手足が痺れ、徐々に中枢神経までに行き渡り、意識が朦朧として、やがて死に至った。
山中で発見されたのは、意識が朦朧として、駐車してある車をチェーンで繋ぎ、故障車に見かけて、山中まで引っ張り、そこでチェーンを外した。
自殺に見せかけた他殺が真相だ。
鴨志田が死体で発見された時、達也は警察で事情聴取を受けたが、何故、鴨志田が自殺したのか解らない。
ただ会社に無断でソープランドの店を構え、店内に薬物が検出されて、店が潰れたのを苦に自殺したのではないか、悲痛な表情で受け答えしていた。
遺書も見つかっておらず、当初は自殺じゃないのでは?と思い色々と捜査したが、他殺の可能性は少なく、自殺として警察は判断した。
これで達也の邪魔をする者がいなくなり、全ての資産を独り占め出来るようになった。
だが、それだけではなく、鴨志田は母親を異国の地へ売り飛ばした時に関わっているため、この事を警察に話すだろうと見越して、鴨志田が運転する車に細工をした。
それは鴨志田が運転席に乗り、ドアを閉めるとロックがかかり、中から絶対に開けられないという仕組みに改造させ、鴨志田が車に乗り込む寸前を見計らって、後部座席に練炭とコンロを置き、それに気づかなかった鴨志田は車に乗り込み、気づいた時には車内に不完全燃焼した練炭により、末梢神経がやられ、手足が痺れ、徐々に中枢神経までに行き渡り、意識が朦朧として、やがて死に至った。
山中で発見されたのは、意識が朦朧として、駐車してある車をチェーンで繋ぎ、故障車に見かけて、山中まで引っ張り、そこでチェーンを外した。
自殺に見せかけた他殺が真相だ。
鴨志田が死体で発見された時、達也は警察で事情聴取を受けたが、何故、鴨志田が自殺したのか解らない。
ただ会社に無断でソープランドの店を構え、店内に薬物が検出されて、店が潰れたのを苦に自殺したのではないか、悲痛な表情で受け答えしていた。
遺書も見つかっておらず、当初は自殺じゃないのでは?と思い色々と捜査したが、他殺の可能性は少なく、自殺として警察は判断した。
これで達也の邪魔をする者がいなくなり、全ての資産を独り占め出来るようになった。

