この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第77章 一生付きまとう

強いてあげるならば風俗通いか。
16で毎晩風俗に行ってるなんてオレぐらいなもんだ。
だが、いざプレイとなると、何か物足りない。
人気ナンバーワンの娘を指名しても、テクニックは母親に比べれば足元にも及ばない。
肉棒を咥えられても勃起すらしない、なんて事もかなりある。
その時は母親との淫靡な日々を思いだし、何とか勃つようになるが、同時に兄の事も浮かび上がり、射精どころか、萎えてしまう。
それなのに、毎晩風俗へ通う。
次こそは大丈夫だ、と言い聞かせながら店に入るが、サッパリだ。
どうすりゃいいんだ、オレは。
見えないものを相手に必死でもがいている。
日々悪夢にうなされているみたいだ。
…そうか、明日は鴨志田の月命日だ。
ちょうど週末だし、墓参りに行ってみよう。
何がどうなるワケじゃないが、実の母だ。
その母の月命日ぐらいは線香でもあげに行こう。
授業が終わり、凜がオレにカラオケに行かないか?と誘ってきた。
「またあの連中と行くならオレは行かないから」
時代錯誤なヤンキー話に付き合うつもりはない。
「違うよ~、今日は古賀くんと二人だけで行こうよ?ね?」
凜はオレに気があるのか?
いや、そんな事はない。
16で毎晩風俗に行ってるなんてオレぐらいなもんだ。
だが、いざプレイとなると、何か物足りない。
人気ナンバーワンの娘を指名しても、テクニックは母親に比べれば足元にも及ばない。
肉棒を咥えられても勃起すらしない、なんて事もかなりある。
その時は母親との淫靡な日々を思いだし、何とか勃つようになるが、同時に兄の事も浮かび上がり、射精どころか、萎えてしまう。
それなのに、毎晩風俗へ通う。
次こそは大丈夫だ、と言い聞かせながら店に入るが、サッパリだ。
どうすりゃいいんだ、オレは。
見えないものを相手に必死でもがいている。
日々悪夢にうなされているみたいだ。
…そうか、明日は鴨志田の月命日だ。
ちょうど週末だし、墓参りに行ってみよう。
何がどうなるワケじゃないが、実の母だ。
その母の月命日ぐらいは線香でもあげに行こう。
授業が終わり、凜がオレにカラオケに行かないか?と誘ってきた。
「またあの連中と行くならオレは行かないから」
時代錯誤なヤンキー話に付き合うつもりはない。
「違うよ~、今日は古賀くんと二人だけで行こうよ?ね?」
凜はオレに気があるのか?
いや、そんな事はない。

