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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第98章 ゲイの次は女装

元に戻らないかもしれないが、元に戻る可能性は0じゃない。
オレはその僅かな確率、そして奇跡を起こす事を願いながら病院を後にした。
明日からはまたレンタルされる為に1週間誰かの性欲処理の相手を強いられる。
どんな相手なのか事前に知らせないのがこのレンタル会員の規則であり、レンタル期間中は何があろうとも、途中で放棄する事は出来ない。
もし、放棄した場合はこの世から抹殺される事になる…
この年で裏社会に飛び込み、いずれはどこかの組の構成員になるのだろか。
もう、カタギの世界には戻れないのだろうか。
自問自答するが、答えは出ない。
裏の世界でしか生きられないのならそれでも構わない。
だが、母親だけは何としてでも元に戻ってもらいたい、その為なら何でもしてやる、その事しか頭に無かった。
ゲイとのセックスを経験した今のオレは、次の客がどんな人物なのか、男なのか女なのか知らないが、もう怖いものなんて無い。
どんなに屈辱的な事を強いられても、それに耐えうる自信がついた。
「亮輔くん、そろそろ支度しなさい」
オーナーの声と共にオレは身支度を始めた。
「では亮輔さん、行きましょうか」
「はい」
瓜田と一緒にマンションを出て、車に乗り込んだ。
オレはその僅かな確率、そして奇跡を起こす事を願いながら病院を後にした。
明日からはまたレンタルされる為に1週間誰かの性欲処理の相手を強いられる。
どんな相手なのか事前に知らせないのがこのレンタル会員の規則であり、レンタル期間中は何があろうとも、途中で放棄する事は出来ない。
もし、放棄した場合はこの世から抹殺される事になる…
この年で裏社会に飛び込み、いずれはどこかの組の構成員になるのだろか。
もう、カタギの世界には戻れないのだろうか。
自問自答するが、答えは出ない。
裏の世界でしか生きられないのならそれでも構わない。
だが、母親だけは何としてでも元に戻ってもらいたい、その為なら何でもしてやる、その事しか頭に無かった。
ゲイとのセックスを経験した今のオレは、次の客がどんな人物なのか、男なのか女なのか知らないが、もう怖いものなんて無い。
どんなに屈辱的な事を強いられても、それに耐えうる自信がついた。
「亮輔くん、そろそろ支度しなさい」
オーナーの声と共にオレは身支度を始めた。
「では亮輔さん、行きましょうか」
「はい」
瓜田と一緒にマンションを出て、車に乗り込んだ。

