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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第110章 清濁併せ持った人間になりなさい

オーナーは涙を拭き、優しく語りかけた。
「亮輔くん、さっきの質問だけど、私はヤクザの世界の人間じゃないの。でも、お客様の中にはその筋の人も何人かいるから、全く関わってないとは言い切れないから、一般の人達とはちょっと違う人種とでも言うのかな」
繋がりはそれほど無い、という事か?全く読めない。
ただ、言えるのは、瓜田と一緒でシロでもクロでも無い、グレーな存在なのだろうと。
「いい、亮輔くん。人間てね、清と濁を持ち併せてるの」
「セイとダク?」
何の事やらさっぱり解らない…
「ねぇ、またオッパイ吸いながら話をきいて…」
何故か急に母性愛に目覚めたのか、オーナーはしきりに乳首を吸うようにせがんだ。
オレもこうしてると、母親の胎内に入ってるかのように、自然と安らぐ。
この感じ、ずっと味わっていたい…
「あぁ~ん、また感じるような吸い方してぇ…もっと赤ちゃんの様にチューチュー吸って」
母乳が出るワケでも無いのに…
「そう、その吸い方、今私お母さんみたいな気分を味わいたいの…」
「…」
「亮輔くん、さっきの質問だけど、私はヤクザの世界の人間じゃないの。でも、お客様の中にはその筋の人も何人かいるから、全く関わってないとは言い切れないから、一般の人達とはちょっと違う人種とでも言うのかな」
繋がりはそれほど無い、という事か?全く読めない。
ただ、言えるのは、瓜田と一緒でシロでもクロでも無い、グレーな存在なのだろうと。
「いい、亮輔くん。人間てね、清と濁を持ち併せてるの」
「セイとダク?」
何の事やらさっぱり解らない…
「ねぇ、またオッパイ吸いながら話をきいて…」
何故か急に母性愛に目覚めたのか、オーナーはしきりに乳首を吸うようにせがんだ。
オレもこうしてると、母親の胎内に入ってるかのように、自然と安らぐ。
この感じ、ずっと味わっていたい…
「あぁ~ん、また感じるような吸い方してぇ…もっと赤ちゃんの様にチューチュー吸って」
母乳が出るワケでも無いのに…
「そう、その吸い方、今私お母さんみたいな気分を味わいたいの…」
「…」

