この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第21章 いくら借金してるんだ?
鴨志田は夕方過ぎに帰って来た。近所のスーパーで買いものをしていたみたいだ。

「遅くなってゴメンね、今からご飯作るから待ってて」

鴨志田はバタバタしながらスーパーで買ってきた食料を冷蔵庫に入れたり、野菜を取り出して夕飯の支度をしようとしていた。

オレはリビングでテレビを観ていた。
そして一言
「先生、ちょっと話があるんだけどいいかな?」
オレはそのアーバンファイナンスという消費者金融の事を聞こうとした。

「なぁに、どうしたの急に?」

鴨志田は夕飯の支度を止め、リビングでオレの向かいに座った。

「先生、オレに何か隠し事してない?」

オレはいつもは鴨志田の大きな胸ばかりを見ていたが、今日は鴨志田の目を見て話を切りだそうとした。

「えっ、隠し事?何々、先生古賀くんに隠し事なんて無いわよ、一体どうしたの?」

鴨志田は何の事だか解らずにキョトンとした顔をしていた。

「アーバンファイナンスって何?」

その瞬間、鴨志田の顔が一瞬強張った。

「え、何それ?それが先生と何の関係があるの?」

明らかに動揺していた。

「先生、借金してるでしょ、オレ調べたんだよ、アーバンファイナンスってとこを」

鴨志田はとぼけようとしたが、オレは続けた。

「先生さぁ、何で部屋にあんな高いブランド物ばっかあるの?教師ってそんなにいい給料貰ってるの?」

別に問い詰めるとかじゃなく、何故あんな高級品ばかりを集め、ここに転がり込んだ本当の理由を知りたかっただけだ。

/764ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ