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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第21章 いくら借金してるんだ?

しかし鴨志田は黙って何も話そうとはしない。
「先生、正直に言って欲しいんだよ、ホントはかなり借金してるんでしょ?今まで住んでた部屋だって家賃を払えなくなってここに来たんじゃないの?」
すると鴨志田はオレをキッと睨むような目付きで反論した。
「教師ってのはね、スゴいストレスが溜まるのよ!あなたみたいな生徒がいるとそれだけでワタシの査定にも影響するのよ!ワタシだって先生やってるけど、ホントはもうこんな仕事したくないのよ、わかる?わからないでしょ、あなたには!」
「んじゃどうやって借金返すの?ストレス溜まれば何してもいいのかよ、でオレのとこに転がり込んだのかよ!どうすんだよ、その借金を!家にまで来て取り立てに来たらどうするつもりなんだよ、なぁ、言ってみろよ、おいっ!」
すると鴨志田はへたりこむような感じでワーワーと泣き出した。
「ワタシだってこんなになるなんて思ってなかったのよ~っ!うゎ~ん、ごめんなさい…」
何てこった、つい数ヶ月前までは知らない者同士がこの家で生活するようになって、おまけに借金抱えてるなんて。オレはまだ15だぞ!そんなに知らなくていい世の中の事をこの年で知ることになるのかよ!
母親といい、この女教師といい、何でこうも醜い場面を見なきゃならないんだ。
「先生、正直に言って欲しいんだよ、ホントはかなり借金してるんでしょ?今まで住んでた部屋だって家賃を払えなくなってここに来たんじゃないの?」
すると鴨志田はオレをキッと睨むような目付きで反論した。
「教師ってのはね、スゴいストレスが溜まるのよ!あなたみたいな生徒がいるとそれだけでワタシの査定にも影響するのよ!ワタシだって先生やってるけど、ホントはもうこんな仕事したくないのよ、わかる?わからないでしょ、あなたには!」
「んじゃどうやって借金返すの?ストレス溜まれば何してもいいのかよ、でオレのとこに転がり込んだのかよ!どうすんだよ、その借金を!家にまで来て取り立てに来たらどうするつもりなんだよ、なぁ、言ってみろよ、おいっ!」
すると鴨志田はへたりこむような感じでワーワーと泣き出した。
「ワタシだってこんなになるなんて思ってなかったのよ~っ!うゎ~ん、ごめんなさい…」
何てこった、つい数ヶ月前までは知らない者同士がこの家で生活するようになって、おまけに借金抱えてるなんて。オレはまだ15だぞ!そんなに知らなくていい世の中の事をこの年で知ることになるのかよ!
母親といい、この女教師といい、何でこうも醜い場面を見なきゃならないんだ。

