この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第133章 やりたいようにやりなさい…

翌日、夕暮れ時に墓地へ訪れた。
冬だから手がかじかんでいるにもかかわらず、墓石を綺麗に水拭きした。
そして線香を上げ、また手を合わせて会話をする。
「先生、妹がいたなんて知らなかったよ。しかも先生を探してるんだってさ。
その妹もかわいそうなヤツで、父親に犯されてたらしいよ。
まぁ、色々とあって北海道から出て来て、どういうワケかオレと知り合ってしまったよ。
何でだろうな…偶然にしてはあまりにも不自然なんだけど、もしかして先生が引き合わせたのかな?
でも、オレ、ナツの事が気になって仕方ないっていうか…でも先生との過去は言えないよな。
なぁ、先生。ナツってオレの叔母さんにあたるんだよな?
これからアイツとどう接していけばいいのやら…
まぁ、また来月ここに来るよ。
じゃあな、先生。じゃなくてオフクロ」
オレは必ず鴨志田の墓前で色々と話をする。
もしかして、約束をまだ果たしてないから怒ってるのかもしれないな。
今はとてもじゃないが、学校に通える余裕なんてない。
でも、どんなにかかっても学校だけは卒業しないと、ただのウソつきになってしまう。
それにしてもナツは変な事を言ってきたな…
冬だから手がかじかんでいるにもかかわらず、墓石を綺麗に水拭きした。
そして線香を上げ、また手を合わせて会話をする。
「先生、妹がいたなんて知らなかったよ。しかも先生を探してるんだってさ。
その妹もかわいそうなヤツで、父親に犯されてたらしいよ。
まぁ、色々とあって北海道から出て来て、どういうワケかオレと知り合ってしまったよ。
何でだろうな…偶然にしてはあまりにも不自然なんだけど、もしかして先生が引き合わせたのかな?
でも、オレ、ナツの事が気になって仕方ないっていうか…でも先生との過去は言えないよな。
なぁ、先生。ナツってオレの叔母さんにあたるんだよな?
これからアイツとどう接していけばいいのやら…
まぁ、また来月ここに来るよ。
じゃあな、先生。じゃなくてオフクロ」
オレは必ず鴨志田の墓前で色々と話をする。
もしかして、約束をまだ果たしてないから怒ってるのかもしれないな。
今はとてもじゃないが、学校に通える余裕なんてない。
でも、どんなにかかっても学校だけは卒業しないと、ただのウソつきになってしまう。
それにしてもナツは変な事を言ってきたな…

