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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第133章 やりたいようにやりなさい…

「だって慢性化したら運転中とかに発作が起こったらどうなるの?下手すると事故になるんだよ?古賀くん仕事で車に乗るでしょ?
だからお願い、病院に行って!」
「気持ちはありがたいよ。ありがたいけど、借りても返す余裕なんて無いんだよ。だから借りる事なんて出来ないんだよ。
ほら、見ろよ、このカップラーメン。これが今日の夕飯だよ。
こんなもんしか食えないんだよ、今のオレには」
あのヤンキーがいるが、見習いの為にあまり金を入れる余裕が無い。
ただでさえ、1人でも苦しいのに、もう1人増えて家計は火の車どころの状態じゃない。
もっと正直に言えば、家賃だって1ヶ月遅れで払っている。
しかも、あのバカヤンキーがアパートに住み着いてるのがバレたら出ていかなきゃならないかもしれない。
オレはこの先、ずっと金に苦しんで生きていくのだろうか?
「古賀くん。もし、もし良かったら家に住まない?ワンルームで狭いけど…そこで病院に通って少し療養したらどう?
お金の事は心配しないで、大丈夫だから」
一緒に住む?

