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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第139章 生きて一生苦しめ!

そしてようやく薬の効き目が効いてきたのか、徐々に息苦しいのは治まりつつある。
オレはもう、ここを出よう、リビングにある荷物をまとめ、服を着た。
「…ちょっと、どこ行くのよ?この人殺しの弟!」
今まで聞いたことの無い、腹の底から怒りに満ちたナツの言葉が突き刺さった。
人殺しの弟…
そうだ、血は繋がってないが、オレは人殺しの弟なんだ。
今改めてナツに言われ、実感した。
「そう、オレは人殺しの弟だ…だからもう、ここには居られない。今まで隠して悪かった…何時言おうか、ずっと迷っていた。でも今、ここで言えてオレは出ていく…今までありがとうな…」
また住む場所を探しに出よう。
あの時みたいにしばらくはホームレス状態になるだろう。
「待ちなさいよ、アンタ出ていけば済むと思ってるの?ねぇ!」
「そうは思ってない。だけどここにいちゃいけないんだ、オレは」
そう、そもそもここに来る事自体間違ってたんだ。
沢渡さんの言うとおりだった。
「人殺しの弟のクセに、勝手に出ていかないでよ!」
オレはもう、ここを出よう、リビングにある荷物をまとめ、服を着た。
「…ちょっと、どこ行くのよ?この人殺しの弟!」
今まで聞いたことの無い、腹の底から怒りに満ちたナツの言葉が突き刺さった。
人殺しの弟…
そうだ、血は繋がってないが、オレは人殺しの弟なんだ。
今改めてナツに言われ、実感した。
「そう、オレは人殺しの弟だ…だからもう、ここには居られない。今まで隠して悪かった…何時言おうか、ずっと迷っていた。でも今、ここで言えてオレは出ていく…今までありがとうな…」
また住む場所を探しに出よう。
あの時みたいにしばらくはホームレス状態になるだろう。
「待ちなさいよ、アンタ出ていけば済むと思ってるの?ねぇ!」
「そうは思ってない。だけどここにいちゃいけないんだ、オレは」
そう、そもそもここに来る事自体間違ってたんだ。
沢渡さんの言うとおりだった。
「人殺しの弟のクセに、勝手に出ていかないでよ!」

