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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第139章 生きて一生苦しめ!

ナツの目は明らかにオレに対する憎しみと怒りの目をしていた。
殺意さえも感じた。
そうか…オレここで死ぬのか。
ナツに刺されるのか、首を絞められて殺されるのか解らないが、ここで死ぬんだ…
いつも思っていた。誰かオレを消してくれ、と。
自殺だけはしたくなかった。
それは自分に負けると思って、それだけは堪えて生きてきた。
どうせこの先、ろくな事が無い。
だったらここで人生を終わらせて欲しい。
死に逝く事への憧れなのか…
オレはキッチンにあった包丁を手にし、ナツに渡した。
「ここを思いきって刺してくれよ。オレが死んでも姉ちゃんは戻ってこないけど、それで少しでも気が晴れるなら刺してくれよ、もういいや。楽になりたい…」
オレは上半身裸になり、左胸を指した。
ここ目掛けてブスっと刺せと。
殺意さえも感じた。
そうか…オレここで死ぬのか。
ナツに刺されるのか、首を絞められて殺されるのか解らないが、ここで死ぬんだ…
いつも思っていた。誰かオレを消してくれ、と。
自殺だけはしたくなかった。
それは自分に負けると思って、それだけは堪えて生きてきた。
どうせこの先、ろくな事が無い。
だったらここで人生を終わらせて欲しい。
死に逝く事への憧れなのか…
オレはキッチンにあった包丁を手にし、ナツに渡した。
「ここを思いきって刺してくれよ。オレが死んでも姉ちゃんは戻ってこないけど、それで少しでも気が晴れるなら刺してくれよ、もういいや。楽になりたい…」
オレは上半身裸になり、左胸を指した。
ここ目掛けてブスっと刺せと。

