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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第167章 ターゲット変更
「…ホントにこれが最後よ。もしこれで何も無かったら私、スパイ止めるからね」
【もちろんだ。明日、掃除するフリしながらヤツの机に仕掛けてくれ】
「…解ったわ…」
ホントにそれで大丈夫なのだろうか?ナツは無理だろうと思っていた。
そして翌日、ナツは清掃をしながら中島の座る机の下に盗聴器を仕掛けた。
(多分無理だと思うけどね…)
達也はターゲットを沢渡から中島に変更した。
中島は達也に1番酷い仕打ちをされてきた。
達也を1度恨んでるのは中島だ。
社長風を吹かせて怒鳴り散らし、時には暴力をふるう事もあった。
特に中島の何が悪いという事はない。
ただ単に中島の顔を見るとムカついてくるので、八つ当たりの対象となっていた。
学校のイジメと何ら変わりはない。
だが、あの顔を見ていると、何故か無性に腹が立ち、ターゲットにされていた。
中島は沢渡の腹心でもあり、中島が達也に八つ当たりされてるのを何度も見てきた。
その度に中島を庇っていたが、達也は社内では暴君と化し、中島を庇う沢渡も何度か達也の暴力に耐えてきた。
この二人が達也を社長の座から下ろす計画を練っていた。
やりたい放題の達也を失脚させれば、会社は以前のような収益を得られる、しかし達也は会社の金という金を使い込み、今や赤字の状況で傾きかけている。
沢渡はそれを見越して別の会社を設立し、この会社は達也がいる限りいずれは倒産するだろうと思い、徐々に新しい会社を達也に内緒で基盤固めをしている最中だ。
達也を始末して、この会社を売却し、新たな会社をメインとして再スタートを切るつもりだ。
だから何としてでも達也は消さなければならない人物であり、1日でも早く始末する方法を考えていた。
そしてナツは中島の机に盗聴器を仕掛けて、またいつものように清掃をしていた。
するとすぐに達也の言う通り、尻尾を出した。
【もちろんだ。明日、掃除するフリしながらヤツの机に仕掛けてくれ】
「…解ったわ…」
ホントにそれで大丈夫なのだろうか?ナツは無理だろうと思っていた。
そして翌日、ナツは清掃をしながら中島の座る机の下に盗聴器を仕掛けた。
(多分無理だと思うけどね…)
達也はターゲットを沢渡から中島に変更した。
中島は達也に1番酷い仕打ちをされてきた。
達也を1度恨んでるのは中島だ。
社長風を吹かせて怒鳴り散らし、時には暴力をふるう事もあった。
特に中島の何が悪いという事はない。
ただ単に中島の顔を見るとムカついてくるので、八つ当たりの対象となっていた。
学校のイジメと何ら変わりはない。
だが、あの顔を見ていると、何故か無性に腹が立ち、ターゲットにされていた。
中島は沢渡の腹心でもあり、中島が達也に八つ当たりされてるのを何度も見てきた。
その度に中島を庇っていたが、達也は社内では暴君と化し、中島を庇う沢渡も何度か達也の暴力に耐えてきた。
この二人が達也を社長の座から下ろす計画を練っていた。
やりたい放題の達也を失脚させれば、会社は以前のような収益を得られる、しかし達也は会社の金という金を使い込み、今や赤字の状況で傾きかけている。
沢渡はそれを見越して別の会社を設立し、この会社は達也がいる限りいずれは倒産するだろうと思い、徐々に新しい会社を達也に内緒で基盤固めをしている最中だ。
達也を始末して、この会社を売却し、新たな会社をメインとして再スタートを切るつもりだ。
だから何としてでも達也は消さなければならない人物であり、1日でも早く始末する方法を考えていた。
そしてナツは中島の机に盗聴器を仕掛けて、またいつものように清掃をしていた。
するとすぐに達也の言う通り、尻尾を出した。