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お兄ちゃんといっしょ
第11章 第11章
 パパとママのお陰で、みんな私を「おしゃれ」って言った。
 当たり前じゃん。
 ファッションセンスだけは、育ててもらったんだから。



 私は、クラスの子たちが着てるような服だけは、絶対着たくなかった。
 ランドセルなんか死んでも背負いたくなかった。


 だって、自分が子供であると、大人から象徴されてるみたいだったから。


 早く大人になりたかった。
 大人っぽく見られたくて、前までは髪を伸ばしてた。
 スーパーロングっていわれるくらい、腰まであった。


 けど、短く切ったんだ。
 前の学校でつるんでた悪友のモエが、私の真似して髪を伸ばし始めたから。


 モエはさいしょ、今私が着せられてるような、ダサい少女趣味の服が好きだった。


 私とつるむようになって急に黒とか白とか、モノトーンの服を着るようになって、じきに、私の真似して遊びに出掛けるときは赤いグロスを塗るようになった。


 ほんとは私、モエのこと、うざかったのかも知れない。



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