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第10章 「城へ戻ります」

「出せよ声。俺らも興奮する」

「ふぅっ…んんっ…」


後ろから松田が耳元で言う。

その声の低さと近さで、ゾクゾクとした。

ピアス男がパンツの上から敏感な突起を引っ掻き、ヒロトがパンツの中に指を滑り込ませた。


「うわっ、マジでドロドロ」

「もう入れていいんじゃね？」

「いや、まだだ…」


ヒロトの目が妖しく光る。

指で瑠菜の花びらをなぞり、入り口を指が行き来する。

相変わらずピアス男はしつこく蕾を引っ掻き、瑠菜の子宮が疼いた。


「やめて…やっ…」


言葉では抵抗するのに、体は欲しがる。

無意識に瑠菜の腰が動いた。


「脱がそう、邪魔だ」


ヒロトの一言で、瑠菜は秘部に張り付くパンツを剥がし取られた。

そして元の足を開いた体勢に戻される。

大きく開脚してさらけ出された部分に、視線が集中した。


「すげーよく見える」

「こいつホントに紫苑とヤッたのか？超ピンクだし、処女なんじゃ…」


ピアス男ごうろたえる。

罪悪感だろうか。

しかし瑠菜は、逸れることのない視線を感じて蜜蕾からトロリと蜜を垂れ流していた。


「処女な訳ねーだろ。欲しがってヒクヒクしてんのに」


ドクッ…

なに、この感じ…

数日前、椅子に座らされて手首を縛られた、日向とのことが蘇る。


ヒロトが浅く指を入れる。


「あぁっ、やだっ…」

「嫌なら締めんな。お前が咥えようと締めてくんだろ」


ヒロトの二本の指が、ゆっくりと瑠菜の中へと侵入する。

すげぇ入ってく、とピアス男がマジマジと実況した。

ゆっくり時間をかけて、瑠菜はヒロトの指を付け根まで飲み込んだ。


…やだ、期待してる。

もっと動かして欲しくて、腰を動かしてしまう。

ヒロトはそんな瑠菜の反応を見逃さなかった。


「ココ好きなの？」

「あっ！だめっんっ…」


奥にある膨らみを見つけたヒロトが、その部分を強く擦りながら、激しく手を動かした。

瑠菜は、頭ではダメだと思っていたのに、呆気なく絶頂を迎えた。


「ヤられてイッたの？変態」

「…はぁ、はぁ」