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囚われの城
第7章 ―――ミカンの見た世界
『そういえば先輩、女の首を締めながらやると、締りが良くなるって言ってたな』
白戸は、おぞましいことを言い始めた。
絶対にそんなことされたくない。
でも、なんとなく白戸はユイさんを選ぶだろうと思い、心のどこかで安心していた。
なんだかんだ気に入られてるみたいだし。
『じゃあ、お前にしよう。お前は椅子に座れ』
『……え?』
白戸が選んだのは、あたしだった。
放心状態のユイさんを椅子に拘束し、白戸がベルトを外した。
ぬるぬるとする液体を自分のモノに垂らし、あたしの性器にもそれを塗りたくる。
同時に、白戸のいきり立ったモノがズンっと入れられた。
気持ちが高ぶっている訳でもないのに、道具によって潤ったナカに入れられると、痛みしかない。
それでも白戸は、腰を打ち付け続けた。
『全然イキそうにねえわ。やっぱガバガバだな』
『うっ……』
『細ぇ首……』
白戸の手が首に伸びてくる。
その力は強くなってきて、だんだんと息が苦しくなってきた。
手も足も拘束されているので、抵抗できない。
息が出来なくて、叫ぶこともできない。
『おっ!締まる締まる』
『……っ!』
『やみつきになるわ!痛いくらいだ!』
白戸は首を締め続け、あたしは息をすることだけ考えて、頭の中が真っ白だった。
『くくく……哀れな玩具だな』