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囚われの城
第7章 ―――ミカンの見た世界
それからのことは、思い出すだけで吐き気がする。
白戸は、このオヤジたちがあたしたちに触れない、とは言っていなかった。
ユイさんを指名し、あたしたちに罪悪感を抱かせ、結局は汚い男に手を出される。
それを白戸はわかっていて、あえてこういう状況になるように仕向けたのだ。
男たちが帰ると、白戸はマスクをして部屋に舞い戻った。
『先輩とのセックスはどうだった?良かったか?』
『........はい』
『卑しい雌豚め。真っ黒で汚ねえガバガバの穴に挿れても、俺はなんも感じねえんだよ』
『........申し訳ございません』
『それにしても、桐原財閥はやっぱすげーわ。あんなクセーオヤジのチンカスだらけのチンポでもしゃぶるメイドばっかりなんだからな。それにオヤジの脇も毛だらけのケツの穴も足の指の間まで舐めて。くくく........いい映像だった』
白戸は目を細めて笑った。
悔しかった。
なにも言い返せない立場にいることが。
『それにしてもクセーな。やっぱキレイにしねえと欲情もできないな。洗ってやるか』
白戸が取り出したのは、普通のホース。
それを普通の蛇口に取り付けると、勢い良く蛇口をひねった。
同時に、多量の水が噴出される。
まるで庭で花に水をかけるかのように、白戸があたし達を洗浄していく。
夏とはいえ、蛇口から出る水は冷たい。
息もできない冷たさに、体がふるえた。
『ナカも綺麗にしねーとな』
『うっ!くぅー........』
白戸があたしの性器へとホースを近づけ、一気に突き刺した。
冷たい水が勢い良くナカに注ぎ込まれ、いっぱいになった膣から水が溢れ出た。
それを、メイドの一人ひとりにやっていく。