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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
「んんっ……」
ハルの中で快感が高まってくる。
さっさとイッて終わらせちゃおう。

と、不意に大津川が枕をがっと掴んで
物凄い力で引きはがそうとした。

「えッ!?
ま、待って! あとちょっとだから!」
彼の手が血管を浮き出させて枕を掴んでいる。
ハルの膝が浮いた。

うそっ!?

「ちょっ! 待って!!
今ダメ! お願いだから言う通りにして!!」

もうすぐイケるのに……!

それでも彼は枕を引きはがそうとする。
相当必死になっている。

今目の前にあるからダメッ!!

しかし男の底力というものは凄まじく
ハルの全体重をかけたはずの膝がついに浮き上がって
枕が投げ飛ばされた。

「ぶはぁッ」
大津川が大きく口を開けて息を吸った。

「ダメぇぇぇッ!!!」
ハルは涙を浮かべて叫び
前のめりになって彼の両目に手を置いた。

一気に膣がきゅんとうねった。
やだっ、感じちゃうっ……!
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