この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第17章 恋人
彼とまごうことなき本物の恋人になって数か月。
彼の事務所――ではなく自宅に呼び出されたハルは
玄関を開けるなり辟易した。
何やら大掛かりな装置が寝台の傍に整えられている。
「えっ、何この物騒な機械」
「何って。言ってあるでしょ。
VRを改造して暗示をかける装置を開発したって。
催眠状態になればより快感を快感にできるから」
もう、ハルの腕にバングルはない。
しかし、彼の卑猥な玩具開発癖はむしろ
悪化の一途をたどっている。
「それは何?」
ハルは手前の机に置かれた棒状のものを指さした。
「ああ、これは亀さん先輩4号」
また番号が一個飛んでる……
っていうか暗示をかけて催眠状態にする上に
そんな……危険なアイテムまで使うの……?
それって……や、やばすぎないかな、でへへ……
ハルはよだれが垂れそうになった口元を手で拭い
渋々といった面構えで寝台に横になる。
「それじゃいきまーす」
彼がヘッドマウントディスプレイを被せてくる。
もうアソコが濡れて、楽しみで仕方がなかった。
あぁ……ドキドキする……
ふふふ。
『優しいヒトに虐められてます。』完
彼の事務所――ではなく自宅に呼び出されたハルは
玄関を開けるなり辟易した。
何やら大掛かりな装置が寝台の傍に整えられている。
「えっ、何この物騒な機械」
「何って。言ってあるでしょ。
VRを改造して暗示をかける装置を開発したって。
催眠状態になればより快感を快感にできるから」
もう、ハルの腕にバングルはない。
しかし、彼の卑猥な玩具開発癖はむしろ
悪化の一途をたどっている。
「それは何?」
ハルは手前の机に置かれた棒状のものを指さした。
「ああ、これは亀さん先輩4号」
また番号が一個飛んでる……
っていうか暗示をかけて催眠状態にする上に
そんな……危険なアイテムまで使うの……?
それって……や、やばすぎないかな、でへへ……
ハルはよだれが垂れそうになった口元を手で拭い
渋々といった面構えで寝台に横になる。
「それじゃいきまーす」
彼がヘッドマウントディスプレイを被せてくる。
もうアソコが濡れて、楽しみで仕方がなかった。
あぁ……ドキドキする……
ふふふ。
『優しいヒトに虐められてます。』完