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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
今までで、一番幸せかも……
ハルはオーガズムの余韻に浸りながらそう思った。

「トウキくん」
「ん?」
彼は優しくハルの背中を撫でている。

「私、今幸せだよ」
ピタっ、と彼の手が止まる。
見ると、目を見開いてハルを見つめていた。

「どうしたの?」
「いや、そんなこと言ってくれるなんて……」
えっ!? えっ!?
私そんな……泣かせるようなこと言っちゃった!?

大津川は一度目元を拭うと、もういつもの彼に戻っていた。
弱みを見せてくれたのはほんの一瞬だった。

「今夜は一生忘れられない夜にしてあげる」
そう言って彼はハルの上半身を持ち上げた。
「そのままでいて」

ハルに四つん這いでいるよう指示し、自分はハルの
お尻の方へ回る。
「やっ! ダメッ!
見ちゃダメ!」

「見ないよ。だから下ろして」
秘部を隠していたハルの手が下ろされた。
そのまま中途半端に下ろされていた下着をはぎ取られる。

~~~っ!
こんなポーズじゃ……
お尻もアソコも丸見えだよっ……

「ほんとに見てないから大丈夫」
彼はハルの足の付け根に手を置いて
自分の腰の方へ寄せた。

お尻に彼の服が当たっている感触がある。
「これで見えない。ハルにもわかるでしょ?」
「で、でも……恥ずかしいよ……」

「恥ずかしくて恥ずかしくて、それでいて
すっごく気持ちいい夜にしてあげる」
彼の指が再び割れ目を開いて膣へ侵入した。

「んあっ……」
ハルは呻きながら、心の中で思った。

もうとっくにそんな感じの夜になってるよ……
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