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優しいヒトに虐められてます。
第2章 最初の一週間
トウキのパソコンが突然
ピコン! ピコン!
と大きな音を鳴らし始めた。
暗い部屋で光を発するパソコン。
彼はパソコンの前の椅子に座った。
マウスを操作する。
デスクトップから
グラフの画面に切り替える。
濃いピンク色のグラフが
時間の経過と共に横へ流れていく。
さかのぼると、だいぶ前から
ピンクのグラフが立っていたようだった。
そしてさっき、ピンクのグラフが
100%を表示し、その頂点が
薄赤く染まっていた。
ハルが達したことを示していた。
トウキはヘッドフォンを耳に当てた。
録音はされないが、リアルタイムの音を聞ける。
聞くのはパソコンが音を鳴らした時だけに決めていた。
息遣いとトイレの流す音から
彼女一人で達したらしいことがわかった。
トウキの手がそっと
膨らみ始めた下腹部に伸びた。
ピコン! ピコン!
と大きな音を鳴らし始めた。
暗い部屋で光を発するパソコン。
彼はパソコンの前の椅子に座った。
マウスを操作する。
デスクトップから
グラフの画面に切り替える。
濃いピンク色のグラフが
時間の経過と共に横へ流れていく。
さかのぼると、だいぶ前から
ピンクのグラフが立っていたようだった。
そしてさっき、ピンクのグラフが
100%を表示し、その頂点が
薄赤く染まっていた。
ハルが達したことを示していた。
トウキはヘッドフォンを耳に当てた。
録音はされないが、リアルタイムの音を聞ける。
聞くのはパソコンが音を鳴らした時だけに決めていた。
息遣いとトイレの流す音から
彼女一人で達したらしいことがわかった。
トウキの手がそっと
膨らみ始めた下腹部に伸びた。