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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
「演技のことを聞くと
他の先輩はみんな
自分でどうにかしろって言うみたいに
自分勝手な説明でした……

でも、先輩だけは、私がわかるまで
ゆっくり教えてくれました……
先輩のおかげで
お芝居との自分なりの向き合い方を
見つけられた、今の私があります。

ずっと…ずっと…好きでした。
先輩の活躍を耳にするたび
自分のことみたいに嬉しくなって
現場で先輩の顔見るたび
はしゃいじゃって…

最後の……お願いをさせてください……
これで本当に……最後にします」

「なに…?」
優しい問いかけに、盗み聞く少女の心も
きゅんと温まる。

「先輩の……私にください」
「っ!! アキちゃん、それは……」

「断るなんてダメです!
こんなに気持ちよくされちゃったら……
もう先輩のくれないと
スッキリなんてできません!

それでも断るつもりなら……」

「……つもりなら?」
「私が先輩を犯します」
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