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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
「はぁ……あの頃はこんな子じゃなかったのに」
「むぅ~~~ッ!! 何その言い方!!
トウキくんがこうしたんだからね!!」

「人間の本質は生まれた時から変わらないさ」
「ぐっ…! で、でも
ト、トウキくんよりはマシ!」

「フッフッフ。元気が出てきたなら
シャワーでも浴びてきなよ。
お湯沸かしてあるから」
「えっ……あ……いいの?」

「今更何を遠慮してるの。君の後で僕も
入るつもりだから、いつまでもこもって
オナニーなんかしないでね」
「しませんッ!!」

ハルはまだ疲れているのか
ぎこちない動作で身体を起こした。
余りの危なっかしさに、思わず手が出る。

「あっ……ありがと」
背中を支えていた手を離す。

「じゃあ……お先に入ります……」
「うん。ごゆっくり」

ハルは浴室の隣接する洗面所へ入っていった。

「ふぅ……片付けするか」
周囲を見回した。
寝台周り、特にハルが足を向けていた方向は
雨でも降ったかのように水溜まりができていた。

さすがはハルさん。
でも、君の愛液だと思うと
全然嫌な気がしないんだよな、これが。

トウキはモップを取ってきて掃除を開始した。
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