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優しいヒトに虐められてます。
第1章 二人の出会い
「その効力というのは…?」
肝心なのはそこだ。
「はい。これに関しては
実際に試してみるのがよろしいですかね」
これを右手首に、と大津川は
バングルの片方をハルに渡す。
「これでいいですか?」
「はい」
見れば彼の方も右手首に
バングルを取り付けていた。
「これは装着者の鼓動や脈を解析して
その人の心情とその強さを
数種類に色分けして映し出す機械
名付けてハッピーバングルです」
さらっと出した異様にダサい名前はともかく、
このバングルはれっきとした
現代の科学機械のようだった。
肝心なのはそこだ。
「はい。これに関しては
実際に試してみるのがよろしいですかね」
これを右手首に、と大津川は
バングルの片方をハルに渡す。
「これでいいですか?」
「はい」
見れば彼の方も右手首に
バングルを取り付けていた。
「これは装着者の鼓動や脈を解析して
その人の心情とその強さを
数種類に色分けして映し出す機械
名付けてハッピーバングルです」
さらっと出した異様にダサい名前はともかく、
このバングルはれっきとした
現代の科学機械のようだった。