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光芒の射す土
第1章 焦土村
胸も腹も密着するくらい、抱きしめられている私の身体は自分の心臓と異なるリズムで動いていて、性器だけでなく、細胞までひとつひとつが繋がれているようだった。

太くて熱いペニスを奥へ進めて、何度も打ち付けてくる男は、ピストン運動を規則的に始め、甘い吐息を漏らしている。

はあ、はあ、とエクスタシー高めるその息は私の耳元に零れ落ちる。

それに耐えきれなかった私は地面を掻いて、奴から離れようとした。柔らかい土を掴んでもなかなか這い上がれず、ただ首を左右に振るくらいの抵抗にしかならなかった。

そして、私の愚行に気付いた男は真顔で私の口中に舌を差し入れてきて、艶かしく口内を荒らした。

これ以上ない屈辱的な行為。
甘い吐息を今度は口の中に零される。


「ミチルちゃんっ、」

「んっ、」

「逃げようとしたらダメじゃないか」

「ご、ごめんなさいっ、」


こうなると謝っても無駄なのことはもう、分かっている。

激しい律動はさらに強引さを増して、もっと奥へ押し込めようと中に進んでくる。陰嚢と会陰が密着して、パンパンッと音を立てて、何度も何度も突いてくる。

身体が離れて、鋭い眼光で私の瞳一点を見つめる男は、腰の動きを止めなかった。むしろ、先ほどとは比べものにならないくらいのスピードで私を犯していた。
真っ黒な闇にアッシュグレイの髪が汗を纏ってキラキラ光って、その雫たちは筋骨隆々な身体に染み込んでいる。

誰もいない深い森の奥で二人の男女が性交している光景は滑稽だろうか。
私はどうしてこの男に服従しなければならない未来を選んだのだろうか。
犯され過ぎて何の感情も湧かない。
ただ、犯されているのにも関わらず、膣内は体液で溢れ、グチョグチョと水音が森中にこだましていた。


「ああっ、もうダメだっ、」

「やっ!やめてっ!!!」

「な、何をっ」

「中には、中には出さないでっ、」

「どうして、」

「だって、だって…」

「理由、ないでしょっ、だったら、だったら、僕の赤ちゃん、産んでよっ、」


抵抗なんて虚しいものだった。
最奥に押し込めるようペニスを突き入れ、熱い精液は体内に注がれた。ビュクビュクと流れる精液が波打つ感覚も、もう手に取るように分かっていた。
身震いして、大きなため息をついてから嬉しそうに微笑みかける奴は私の未来を潰す悪魔だった。
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