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こんな日は抱いて欲しい
第11章 チャームポイント♡

 話はプールにまた戻るが、田舎っ子はプールの時間が好きなのかもしれない。
暑い教室でダラダラと授業を受けるより、水の中で涼んだ方がいい。
女の子の日以外は、スクールカーストも関係なく、体育の授業を受ける。

 私も当たり前のようにスクール水着に着替えて整列するのだが、何処からともなく集まる気になる目線を感じずにはいられなかった。

 何だか、恥ずかしくなり下を向いてしまう程、その視線は強烈に私の股間に注がれた。


 『おつや、堂々としてな!恥じらうから余計に見たくなるんだよ!』

 隣に並んだ千紗が耳元で囁いた。
猫背になった私の背中をポンと叩いて、手を繋いでいきなりプールに飛び込んだ。

 今でも忘れない。衝撃的な一幕だった。
先生には怒られたんだけど、『私も原田さんも暑くて倒れそうだったんでぇ〜すぅ』って、チャラっと言うんだ。
そういうの空気で分かり、察してくれた千紗はカッコイイ女だって思う。

 『モリマンを恥じるな、マニアには堪んねーパーツなんだからよ!』

 そんな事も飛び込んだプールから浮き上がると、小声でチャラって言った。


 『あたしは陥没乳首だけど、エッチに不自由してないし、マニアには堪んねーらしいから、つやも気にすんなや!』

 
 なんて付け加えてさ……。
こんな女と仲良くなりたいって思うじゃん。
思っちゃうよね?

 


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