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こんな日は抱いて欲しい
第11章 チャームポイント♡
「キャ〜真由ちゃん、そのお友達カッコイイわぁ〜」
「男の僕なんかより、遥かに……男前な気がします……」
「あっ、なんつぅ〜か、自分のカラーってもんを崩しませんね……千紗は。
そこが彼女魅力的なとこなんですが、仲良くなりたくても、目に見えないスクールカーストっていうのがありまして、暫くは千紗に憧れた時代もあります。
(今となれば、千紗に憧れてしまった黒歴史……笑)」
「憧れちゃうよね〜そんな女子」
「憧れますよね……僕にそんな部分が備わっていたら、少しはマトモな男として生きてこれたような……」
「あっ、でも、100%な人間なんてこの世には居ないって、千紗を見ていても思う時があるんですよ。
その……仲良くなれたキッカケっていうのが、女子特有の嫉妬からのハブりがあったからで……」
「ハブ?
あっ、あ!仲間外れね!
女子ってさ、自分より優れた人や綺麗な人をさ〜心底からは認めてないとこあるよね〜」
「へぇーまたそりゃあ大変ですね。
僕は羨ましいとは思っても、備わってないものは仕方ないと諦める傾向がありますから、そこまで激しい感情で同性を見たことはありませんが……」
「女子にはあるんだよね〜真由ちゃん」
「ね〜」
「女子特有の棘と毒♡」
「激しく同意!」