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皇帝の激しい寵愛
第8章 皇宮へ
「あなたが皇帝なのは知ってるから
 私みたいな庶民が結婚しても
 いいのか疑問に思っていたの」

「そんなこと気にしなくてもいい。
 皇后は優しい人だ。許して
 くれるさ」

雪と紅運は幸せだった。

「そなたの好きな人が我で
 良かった。もうそなた
 しか愛せない」

「もう、紅運がそんな
 こといったら恥ずかしい
 じゃない」

少し赤くなった頬に
触れ、口づけをした。

「ん、ん」

「好きだ。結婚しよう」

「・・はい。よろしくお願いします」

雪と紅運はこうして結ばれたので
あった。
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