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皇帝の激しい寵愛
第10章 新しい生活のスタート
「皇帝、雪です」

「入れ」

雪は皇后に言われたことを
伝えるためにきた。

「紅運、話があるの。
 後宮のことなんだけど・・」

「雪何故その話を」

「薄々気づいていたわ。
 側室をとることを」

紅運と結婚する前から分かってはいた。
これは代々続いているものだとも。

「お願いだから、側室は置いて。
 そうしないと示しがつかないわ」

1番心配なのはそこだ。それが原因で
何か良くない事が起こったら大変だ。
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