この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name
第16章 未来へ
『~も…いい
味わかんねぇし、もったいない』
『ふふっ・・・何それ
でも大分たべれたね
よかった
また作るから
そしたら味わって食べて』
『うん・・・
でもさ…お前、何でもできんのなアイル
…どーやって作ったの?』
『え?…あぁ、うんと…
蒸し器はなかったから
…お鍋とザルで…蒸して・・・』
『…フフ・・・なんかお前
〃原始人〃みてーだな…』
『どういうイミよっ それ…!…~もぉ
ホラ・・・お薬飲んで?』
『ホメてんだって…(笑)』
でもそれは本当で…
オレはボンヤリする頭で考えていた
こいつ・・・アイル
なんでこんなに何でも…
キメ細かなことだったり
行き届いたことが出来るんだろ?
看病にしても料理にしても…
その場…その時々に
必要なことを見極めて
それもオレが気にしないように
当たり前のように・・・
そういや、アイルは…
小さな時から自分のことは自分で
なんでもやってたって言ってたっけ?
…自立してからもおそらく
こういうことに…慣れてるのだろうか
いいや・・・違う
それだけじゃない
アイルだからだ
人の苦しみや痛みをよく知る
アイルだからだ・・・
味わかんねぇし、もったいない』
『ふふっ・・・何それ
でも大分たべれたね
よかった
また作るから
そしたら味わって食べて』
『うん・・・
でもさ…お前、何でもできんのなアイル
…どーやって作ったの?』
『え?…あぁ、うんと…
蒸し器はなかったから
…お鍋とザルで…蒸して・・・』
『…フフ・・・なんかお前
〃原始人〃みてーだな…』
『どういうイミよっ それ…!…~もぉ
ホラ・・・お薬飲んで?』
『ホメてんだって…(笑)』
でもそれは本当で…
オレはボンヤリする頭で考えていた
こいつ・・・アイル
なんでこんなに何でも…
キメ細かなことだったり
行き届いたことが出来るんだろ?
看病にしても料理にしても…
その場…その時々に
必要なことを見極めて
それもオレが気にしないように
当たり前のように・・・
そういや、アイルは…
小さな時から自分のことは自分で
なんでもやってたって言ってたっけ?
…自立してからもおそらく
こういうことに…慣れてるのだろうか
いいや・・・違う
それだけじゃない
アイルだからだ
人の苦しみや痛みをよく知る
アイルだからだ・・・